アメリカの大学は、特に名門トップ大学の場合、合格率が低く入学するのが非常に難しい現状です。
例えば、アイビーリーグの今年の合格率は以下の通り。
- ハーバード大学 3.4%
- コロンビア大学 3.7%
- プリンストン大学 4%
- イエール大学 4.6%
- ブラウン大学 5.4%
- ペンシルベニア大学 5.7%
- ダートマス大学 6.2%
今年は、コロナの影響でSATなどの共通テストのスコアをオプショナルにした大学が多く、そのため一部の大学への出願数が増え、合格率が例年よりも下がりました。
よく「アメリカの大学は入るのは簡単」という意見を聞きますが、一部のトップ大学に関してはそうは言えません。
ただ、合格率が高く、入るのが比較的容易な大学も数多くあります。
私は個人的にアリゾナが好きで、4回訪れてた事があるので、今回の記事では、合格率が高い大学の例として、 アリゾナ州立大学ーArizona State Universityを紹介します。
アリゾナ州立大学の学費、ランキングは?
アリゾナ州立大学 (Arizona State University)は”a highly rated public university” “one of the top public universities”と言われている、評判の良い大学です。
留学生にも人気のある大学で、[アメリカで最も革新的な大学ランキング」の1位であり、THE 世界大学ランキングでは184位です。
合格率は86.5%となります。
留学生向けの学費は年間 32,760ドル。(2022-2023年度、フェニックスキャンパスの場合。)
学費にプラスして生活費が必要となります。
こちらの大学、留学生用のニードベースのファイナンシャルエイド はありませんが、TOEFLの点数、GPAに応じてメリットベースの奨学金がもらえます。
TOEFLの点数が高いと、GPAがそう高くなくても最高額の奨学金がもらえ、学費が約半額になります。
奨学金については以前こちらに書きました。
学費が安いキャンパスもある!
Arizona State Universityには5つのキャンパスがあり、そのうちの1つであるLake Havasuの学費は他のキャンパスの学費に比べて安くなっています。
Lake Havasuの学費は年間10,784ドル(2022-2023年度) となっており、他のキャンパスとは20,000ドル以上の差があります。
生活費も他のキャンパスよりも安いようです。
デメリットは?
Lake Havasuキャンパスは2012年に開講した、アリゾナ州立大学のシステムを小規模&低コストで拡張したキャンパスです。
需要の高い学部のみを提供しており、Business, Communication and Media. Exploratory, Humanities, Psychology, Scienceの分野を学ぶことができます。
設備の良い、大きなキャンパスで学びたいという人には向かないかも知れません。
また、Lake Havasuは小さな町で、娯楽が少ないので、都会でエキサイティングな生活が好きな人は退屈だと感じるかも知れません。
下の動画を見ると、Lake Havasuキャンパスの様子がわかります。
追記
下の記事にアリゾナ州立大学への入学の仕方が詳しく載っていました!
アリゾナ州立大学の「学費」「学部」や「ランキング」「入試の方法」等を解説…