全額奨学金がでるユニークなアメリカの大学【Deep Springs College】

今回はアメリカのエリートが通う、ユニークな大学、Deep Springs College を紹介。

この大学は、去年、海外大学受験の準備をしていた長男から教えてもらいました。

名前を聞いた時、どこかで聞いたことがあるなぁと思ったのですが、以前「tuition-free universities in the usa  (学費が無料のアメリカの大学)」で検索したときに見つけた大学でした!

そう、この大学は学費&生活費が無料なんです!

この記事では、Deep Springs Collegeの特徴、卒業後の進路、入試プロセスについて説明します。

 

(Deep Springs Collegeのウェブサイトを参考にしました。)

Deep Springs College

Deep Springs College, located 40 miles from Bishop, Californ…

 

 

Deep Springs Collegeの基礎知識

ディープスプリングス・カレッジは、1917年に設立された、カリフォルニア州ディープスプリングスにある私立2年制大学です。

大学のキャンパスがあるディープスプリングスバレーは、マンハッタンとほぼ同じ大きさにも関わず、居住者は大学関係者のみとのこと。

人里離れたキャンパスというわけです^^

毎年12−15人の生徒が入学、学生数は常時30人以下となっているようです。

男子校でしたが、2018年から女子学生も受け入れるようになりました。

入学を許可された学生には全額奨学金(授業料、部屋代、食事代をカバー)が支給されます。

 

 

Deep Springs College の特色

ディープスプリングスは、「学業」「労働」「自治」の3つの柱があります。

 

「学業 (The Academic Pillar)」

Deep Springsのコースは通常4名から12名の少人数クラスで構成されています。

ほとんどの授業はセミナー形式のディスカッションがメインとなっています。

人文科学、社会科学、自然科学など、さまざまなテーマを探求することが奨励されています。

 

「労働 (The Labor Pillar)」

学生は大学に併設された牧場や農場、あるいは大学内、地域社会で週に最低20時間は働く必要があります。

労働をすることよって、学生はコミュニティにおける自分の役割について考える機会を得ると共に、所有権と誠実さ・責任感を養います。

ディープスプリングスでは、労働は奨学金授与の引き換えとして行うものではなく、労働そのものが教育に不可欠なものだと考えられていいます。

 

「自治 (The Self-Governance Pillar)」

ディープスプリングスの教育プログラムでは、自治が重要視されています。

学生は、入試、カリキュラム、教員の採用などに関する決定権を持ちます。

また、すべての学生は、在学中に4つの常任委員会のいずれかに所属します。

 

 

Deep Springs Collegeを卒業後の進路

ディープスプリングスで2年間学んだ後、準学士号を取得するとができますが、ほとんどの学生は他の教育機関に編入し、学士号を取得します。

卒業生は、イェール、ブラウン、スタンフォード、カリフォルニア大学バークレー校、シカゴ大学、その他の有名大学やカレッジで学位を取得するのが一般的です。

中には、卒業後1、2年ほど旅行や仕事、ボランティア活動をすることを選ぶ学生もいますが、最終的には95%以上の学生が学士号を取得し、半数以上が大学院に進学しています。

ディープスプリングスの卒業生は、農業、生態学、芸術に加えて、法律、ジャーナリズム、医学、教育、科学研究、大学教授、コンピュータ工学、非営利団体運営、起業家など、様々な分野で活躍しています。

 

 

Deep Springs Collegeの入試プロセス

例年約300人が受験。(願書提出)

第一次選考を経て、約40人が第二次選考に進みます。

そのうち14人が合格、10人がウエイトリストとなります。

合格率約4%の狭き門です。

 

審査内容は以下の通りです。

第一次選考

  • エッセイ
  • 学校の成績(非公式)
  •  SAT、ACT、APなどの共通テスト(オプショナル)
  • TOEFL(100以上。留学生の場合)

 

第二次選考

  • エッセイ
  • 推薦状
  • 成績証明証(公式)
  • 学校訪問(インタビュー、労働体験、授業体験)

 

Deep Springs Collegeを動画で紹介

それでは実際どんな大学かを動画でみてみましょう!

 

 

 

2つ目の動画で “not for everyone”と言っているように、番人受けはしませんね。

豊かな自然環境の中で、自立した生活を送りながら学問を学びたい人には合う大学かもしれません^^