【英語多読】 世界の神話が学べる小学生におすすめの洋書シリーズ

ギリシャ神話 パーシージャクソン

我が家の子供達は幼少期をアメリカで過ごした帰国子女です。

2人とも、現在は、帰国子女受験を経て中高一貫校に通っています。

少し前に次男の帰国生向けの英語の取り出し授業を参観しました。

その日のレッスンのテーマはギリシャ神話。

授業の導入部分で、先生が生徒たちにギリシャ神話の知識を問う質問をいくつかしたのですが、皆ギリシャ神話に詳しく、先生の質問にスラスラ答えていて驚きました。

帰国子女の彼らにとって、ギリシャ神話は一般常識のようなものなのかもしれません。

 

「大人の教養としてのギリシャ神話読本」によると、

ギリシア神話は西欧文化の根っこにあり、グローバル化した現代世界においても、さまざまな社会現象を理解するうえで、ひじょうに大切。まさに「大人の教養」の典型

とのこと。

 

グローバル化した社会で生きていこうと思うなら、ギリシャ神話をはじめとする世界の神話は、知っておくとよい知識かもしれません。

我が家の子供達は読書によって世界の神話(特にギリシャ神話)に詳しくなりました。

今回の記事では、うちの子供達が小学生の頃に読んでいた、Rick Riordanの神話が学べる5つのシリーズを紹介します。

この5つのシリーズを読むことにより、ギリシャ神話、ローマ神話、エジプト神話、北欧神話の知識が深まります。

 

Percy Jackson and the Olympians  (パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々)

 

ギリシャ神話をテーマとした、大人気のパーシー・ジャクソンシリーズ(全5巻)。

主人公のパーシーはギリシャ神話の海の神・ポセイドンと人間の間に生まれた「半神」。

このシリーズでは、現代のアメリカにギリシャ神話の神々や怪物が登場します。

 

 

The Heroes of Olympus (オリンポスの神々と7人の英雄)

 

Percy Jackson and the Olympiansの続編にあたるシリーズです(全5巻)。

このシリーズはギリシャ神話だけでなく、ローマ神話も軸となっています。

ローマ神話は、ローマ人がローマ古来の神々を、ギリシャの神々と同一視して構成した神話です。

例えば、ギリシャ神話のゼウスは、ローマ神話ではユピテルになります。

 

 

The Trials of Apollo

 

父ゼウスの怒りを買い、人間にされ、NYに落とされたギリシャ神話の太陽の神アポロンが主人公のシリーズ。

シリーズの5冊目が今年(2020年)の10月に発売される予定です。

 

 

The Kane Chronicles

 

エジプト神話を軸にしたシリーズ(全3巻)。

強力な魔力を持つ兄のCater、妹のSadieの2人が、連れ去られた父を救出し、世界を危機から救うためにエジプトの神々と戦います。

 

 

Magnus Chase and the Gods of Asgard

 

北欧神話をテーマとしたシリーズ全3巻。

母が亡くなった後、1人でボストンの路上で暮らしていた、北欧神話の神の息子であるMagnusが主人公です。

 

 

最後に

 

今回紹介したシリーズは、小学生に人気の作品です。

楽しみながら、神話の知識を身につけることができるおすすめのシリーズです!

特に、パーシー・ジャクソンシリーズ「Percy Jackson and the Olympians」が人気で、こちらのシリーズは日本語訳も出ています。

まずは「Percy Jackson and the Olympians」を読んでみて、気に入れば、他のシリーズを読み進めてみると良いのではと思います。

映画化もされており、我が家は家族で鑑賞しました。

Amazonプライム・ビデオで見れます。)