今日はそんなお悩みにお答えして、小学生向けのおすすめ英語ニュースサイトを2つ紹介します。
どちらも、アメリカの小学校で推薦されているサイトです。
我が家でも子供達が小学生ころはこの2つのサイトを利用していました。
それぞれ、機能、記事の内容に特徴があるので、それらを比較して、お子さんに合うニュースサイトを選んでください。
Newsela
まずは、Newselaを紹介します。
Newselaは、子供用に編集した記事を集めたサイトです。
ジャンル、学年レベル(小学2年生から高校3年生)を絞って記事を選択することができます。
読みたい記事が見つかったら、今度は自分に合った Lexile レベル(読解力と文章の難易度のレベル)を選びます。
そうすると、自分の読解レベルにあった記事が表示されます。
同じ記事でも、Lexileレベルによって、使われてる語彙や表現が変わるという便利な機能です!
Newselaは、自分のレベルにぴったりのニュース記事が読めるところが大きな魅力です。
Newselaのサイトに記載されている、学年ごとのLexileレベルの目安
- Grade 2: 300-500
- Grade 3: 501-620
- Grade 4: 621-780
- Grade 5: 781-920
- Grade 6: 921-1010
- Grade 7: 1011-1109
- Grade 8: 1110-1180
- Grade 9-10: 1181-1260
- Grade 11-12: Above 1260
Dogo News
ジャンル、興味レベル(年長から高校3年生) から記事を選ぶことができます。
記事には、重要単語がハイライトされており、その単語の意味がわからない場合は、そこをクリックすれば意味を確認することができます。
ambushをクリックすると、下のように単語の意味がポップアップ表示されます。
コメント欄もあり、記事を読んだ子供達が感想を書いたり、意見を述べたりしています。
ニュースを読みながら、語彙を強化したい、
ニュースを読んだ後、意見交換をしたい、
という希望を叶えてくれるサイトです。
どちらのサイトがオススメか?
2つのサイトは、機能面だけでなく、記事の性質にも大きな違いがあります。
Newselaは、提携しているニュースサイトの記事を、子供向けに編集しています。
例えば下の写真の記事は、元は、The Washington Postの記事です。
それを、Newselaのスタッフが、内容は変えずに、子供にわかりやすい言葉や表現を使って書き直しています。
(Lexile レベルをMAXにすれば、オリジナルのThe Washington Postの記事が読めます。)
なので、文章は子供向けになっていますが、内容は大人が読むニュース記事と同じです。
ネット上の、Newsela のレビューを読んでいたところ、「内容が左に偏っている」「政治系のニュースは子供に見せないほうがいい」などのコメントをいくつか見かけました。
確かに、Newselaと提携しているニュースサイトをチェックすると、リベラルよりのものが多くあります。
一方、Dogo Newsの記事は、子供用に書かれた記事なので、思想を押し付けないようにニュートラルな立場で書かれたものが多い印象です。
このように、2つのサイトは、どちらも「子供向けニュースサイト」として有名ですが、記事を作る際の過程が異なるため、記事の性質は違います。
どちらがオススメかは、ご家庭の方針によって変わってきます。
(ちなみに、我が家は長男はDogo newsを、次男はNewselaを利用していました。)
サイトの機能面だけでなく、記事の内容も考慮して、お子さんにあったサイトを選んでください^^