英語で百人一首を学ぶ!バイリンガル的勉強法

我が家の次男は現在中学1年生。

帰国子女受験を経て、私立中学に通っています。

今のところ楽しい学校生活を送っているようで、親としてホッとしています。

帰国子女である次男は、英語・国語・数学は一般生とは別の帰国子女用の取り出し授業を受けています。

英語はレベルの高い授業、国語・算数は一般生と比べると遅れがあるという理由で少人数制の授業です。

定期テストである程度の点数が取れるようになったら、一般生と同じ国語・算数の授業を受けるようになるそうです。

 

帰国子女と百人一首

国語の授業では、一年を通して百人一首を覚えていくとのこと。

帰国子女の次男にとって百人一首は、聞きなれない言葉、意味のわからない言葉ばかりで、覚えるのが大変そう。

「意味を教えて」というので、夫が和歌の読み方・解釈を説明してあげることに。

その時、「英語訳があったらいいなぁ」と呟いていたので、夫が説明している隣で私は英訳をリサーチ。

次男にその英訳を見せたところ、「わかりやすい!」ということだったので、その英訳が載っている、「英語で読む百人一首」のキンドル版を購入しました。

 


 

 

百人一首を英語で読むと・・・

例えば、一番の天智天皇の次の歌を見てみます。

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ

 

この歌の英訳は次の通り。

In this makeshift hut
in the autumn field
gaps in the thatch let dewdrops in,
but it is not dew alone
that moistens my sleeves…

makeshift・・・ その場しのぎの、間に合わせの
hut          ・・・  小屋、あばら家
thatch     ・・・  わらぶき屋根
dew        ・・・  露、しずく

 

英語で書くとシンプルでわかりやすいですね!

そして次男は、この英訳のおかげで新しい気づきがありました。

「”It is not dew alone that moistens my sleeves” (私の袖を濡らしたのは露だけではない)って書いてあるけどどういうこと?」と聞いてきました。

そこで、夫が「”私の袖は涙で濡れている”という意味もあるんだよ」と説明。

日本語での説明に加え、英訳の歌を読むことで、帰国子女の次男はさらに理解が深まるようです。

日本語と英語を相互に補完し合いながら学ぶ、バイリンガル的な学び方です。

 

親も一緒に百人一首

久しぶりに百人一首を読んでみて、百人一首って奥が深いなぁと改めて思いました。

次男の百人一首学習に便乗して、私と夫もこの一年百人一首を再び学んでいこうと思います。