多様性を認める教育。「みんなちがってみんないい」を詩を使ったアクティビティで理解しよう!

多様性を求める教育 アメリカ

我が家の子供たちは、幼少期に5年間アメリカに滞在しました。

そこで受けた教育のおかげもあり、二人とも自己肯定感が高く、人と違う事を恐れないところがあります。

今日は、子供達がアメリカの学校で学んだ教育について書きます。

 

「みんなちがってみんないい」という前提

いろんな人種がミックスしているアメリカ。

髪、肌、目の色は人によって違います。

文化、思考、宗教的バックグラウンドも人それぞれ。

そんなアメリカ社会では、自分が人と違うという事実、また人が自分と違うという事実を肯定的に受け入れる事が大切になってきます。

学校でも互いを認め合い、多様性を認め合うことを教えていたようです。

 

アメリカのキンダーで学んだこと

次男がキンダー(6歳)の頃、学校でやったアクティビティを紹介します。
I’m glad I’m me という詩を学びました。

「私は私でよかった」という意味のタイトルで、この詩を読むと、自分であることが嬉しいという気持ちが伝わってきます。

 

I’m Glad I’m Me

No one looks the way I do.
I have noticed that it’s true.
No one walks the way I walk.
No one talks the way I talk.
No one plays the way I play.
No one says that things I say.
I am special, I am me.
There’s no one else I’d rather be!

問題

1 Highlight the words in the poem that rhyme.
2 Write two of the rhyming words on the lines below.
3 Draw yourself in the box and then complete the poem.
4 Share your poem with the class.

 

誰も自分と同じような容姿をしていたり、同じように歩いたり、話したり、遊んだりする人はいない。

だからこそ、自分は自分であり、特別なんだ。

という内容の詩です。

 

この詩を読んだ後に、次男が自分について書いた詩はこちら ↓

Black is my hair,
Brown are my eyes.
I’m 6 years old,
I’m just the right size.
My name is ○○
and as you can see,
I’m very happy to be me!

 

自己肯定感の根底にあるもの

ありのままの自分を受け入れることは大切ですよね。

でもそれを実行するのは難しかったりもします。

私はやっと最近それができるようになってきたと思います(努力の結果)。

子供たちを見ていると、二人ともありのままの自分を受け入れています。

そして自己肯定感が高いです。

これはアメリカの教育のおかげかな?

自分は人と違うからこそ、価値があり、特別なんだということ。

だから、自分とは違う他人も認める事が大切だということ。

この2つを子供達はアメリカの教育で学ぶ事ができました。

アメリカの、小さい頃から多様性を認め合う教育は素晴らしいです。

日本の教育(子育て)でも取り入れていくと良いなぁと思います。