ポルトガル旅行の2日目に、カスカイスという海辺のリゾート地を訪れました。
カスカイスは、リスボンのカイス・ド・ソドレ駅から電車で約４０分のところにあります。
カスカイスまでの電車は海沿いを走るので、電車の窓から海を眺める事ができ、海好きの私には最高のショートトリップでした。
この記事では、カスカイス周辺のロカ岬、カスカイスの魅力について書きます。
カスカイス行きの電車。グラフィティー（落書き）だらけです。
カスカイスの魅力その１ ユーラシア大陸最西端のロカ岬
カスカイスの魅力その１は、ユーラシア大陸最西端のロカ岬に近いこと。
カスカイスの駅前にショッピングセンターがあり、その地下のバスターミナルからロカ岬行きのバスが出ています。
透き通ったブルーの建物が目印のショッピングセンター。
バスに３０分ほど揺られると、ロカ岬に着きました。
まず最初に、バス停のすぐ前にあるインフォメーションセンターで、「最西端到達証明書」の発行手続きをすることにしました。
発行までに時間がかかる場合もあるという話を聞いていたので、まず申し込みをし、証明書ができるまでの間にロカ岬を観光しようと思ったのです。
ただその日は、人が少なかったおかげで、用紙に名前を記入し、それを受付の方に渡すと、その場で証明書を作ってくれました。
その証明書はこちら ↓
その後、ロカ岬を散策。
ポルトガルの詩人、カモンイスが詠んだ詩の一部が刻まれている石碑。
「ここに地果て、海始まる」と書かれているそうです。
この先にはアメリカ大陸があるんだぁと思いながら、海を眺めました。
以前ニューヨークに５年ほど住んでいたので、この先はニューヨークかも？と想像しながら懐かしい気持ちになりました。
みて回る場所はそうないので、３０分ほど滞在した後、バスに乗ってまたカスカイスに戻りました。
カスカイスの魅力その２ 美味しいレストラン
カスカイスの魅力その２は、食べ物が美味しいこと！
ランチは、カスカイス駅にほど近い Pica Pica Tapasというレストランで食べることにしました。
トリップアドバイザーでも高評価のレストランです。
お客さんが多く、店員さんは皆忙しそうだったけれど、とても感じがよく、気持ちいいランチタイムを過ごす事ができました。
魚介類を食べたかったので、魚介類の盛り合わせをオーダー。
素材を生かした、シンプルな味付けで、量は多めです。
「魚介類が食べたい！」という熱い思いを満たしてくれる一皿でした。
その他、ビーフとポテトの盛り合わせ（長男）、えびのクリームパスタ（次男）、貝のワイン煮＆ポテトの皮のフライ（前菜としてみんなでシェア）を注文しました。
「緑のワイン」というものも頼んでみました。
緑のワインとはポルトガルに古くからある、完熟前のブドウからつくられた軽めのワインです。
フルーティーで飲みやすく、魚介類との相性がぴったりなワインでした。
Pica Pica Tapas
住所：13A 13c 2750, R. Visc. da Luz, 415Cascais
カスカイスの魅力その３ ビーチ
カスカイスの魅力その３はビーチが近いこと。
駅から徒歩５分ほどでビーチにつきます。
駅からビーチまでの街並み。
この日のビーチはたくさんの人で賑わっていました。
あまり大きくないビーチで、海で泳ぐことを目的とすると物足りないかもしれませんが、海を眺めるのを楽しむ目的ならば、この程度のビーチでも十分です。
裸足で砂浜を歩き、海の中に足を入れてみました。
水は冷たく、泳ぐには日本人的には辛い水温かなと思います。
でも透明で美しく眺めているだけで癒されました。
カスカイスの魅力その４ ポルトガルで一番美味しいアイスクリーム屋 Santini
カスカイスの魅力その４は、ポルトガルで一番美味しいと言われているアイスクリーム屋「Santini（サンティーニ）」の本店があること。
Santiniは１９４９年創業のイタリアンジェラート屋です。
新鮮なフルーツでつくられたジェラートを提供しています。
人気店だけあって、お店の中は混み合っていました。
まず最初に、受付のようなところで、サイズを選びます。
スモールサイズは２つまで、ミディアムサイズは３つまで、ラージサイズは４つまでフレーバーを選ぶことができます。
お会計後、ジェラートが並んでいるコーナーへ行き、自分が食べたいフレーバーを注文します。
フレーバーの種類は多く、何を頼むかでかなり悩みました。
悩んだ末に注文したジェラートは、どれも美味しく大満足でした。
Santini Cascais
住所：Av. Valbom, 28 F 2750 Cascais
最後に
リスボンから約４０分で行けるリゾート地、カスカイス。
リスボンとは違うのんびりとした雰囲気で、こういうところで暮らしたいなぁと思える素敵な町でした。
今回は、カスカイスしか行きませんでしたが、次にポルトガルへ行く機会があったら、パレーデやエストリルなどの海辺の町も訪れてみたいです。