去年本屋で見かけて気になり、その後kindleで購入した「それでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたこと」というタイトルの本。
「ハーバード」と聞くと、別世界に住む完璧な人が行く大学というイメージがあるけれど、著者の林英恵さんは就職活動は全滅という、いろんなことがうまくいかない経験もしたことがある方です。
ハーバードも一発で合格したわけでなく、3回目の受験で合格しています。
この本は、そんな彼女がハーバードで出会った人達との交流から学んだことをまとめたもの。
下のような思いを込めて、この本を書いたようです。
この本が、かつての私と同じように、何とか前に進みたいと思っている人や、変わりたいと願っている人、そして、自分のこれからの生き方について本気で考えている人の心に届くことを祈っている。
シンプルなメッセージから学ぶこと
この本に書かれているメッセージはどれもシンプルなことばかり。
著者も「どれもシンプルなことばかりなので、驚く人もいるかもしれない。」と述べています。
でもその「シンプルでいてとても大切なこと」が、彼女のハーバードでの経験と関連づけてまとめられているという点がこの本の魅力です。
今回のブログでは、そんなシンプルなメッセージの中から、私が特に心に残ったメッセージについて書きます。
言葉の持つ力を信じる
ハーバードの学生たちは、ポジティブな言葉のシャワーを徹底的に浴びるそうです。
「将来、リーダーになる君たちは・・・」
「この分野の改革者であろう君たちは・・・」
という風に。
「繰り返し耳にしていることや口にしていることが、現実の意識や行動に影響を与えていく。」と著者は述べています。
また、ハーバードでは、言葉に関して技術的な指導が行われるそうです。
それは「否定語を使わない」こと。
例えば、「ここが良くない」ではなく、「こうすればもっと良くなる」と言う。
否定語を使わない事は、私も子供へそして生徒さんへの声がけの際に気をつけていることです。
以前、否定語を使わないことについてアメブロで書いたことがあります
またこれは、本の内容(否定語を使わない)とは少しずれますが、私はマイナスのイメージを与える言葉を使わないようにしています。
例えば、下は外出中の私から子供達へのラインメッセージ。
長い時間外出していたので、
困ったことはないだろうか?
料理するって言ってたけど、ちゃんと火を消しただろうか?
など、子供たちのことが心配になってメッセージを書きました。
はじめ、「問題ない?」と書いたんです。
でも「問題(困ったこと)」というマイナスなイメージを与えるのは良くないと思い、違う表現にしようと考え直しました。
日本語でいい表現が思いつかなかったので、Is everything OK?と英語にしました。
「困ったこと」ではなく「順調であること」に意識を向けるほうがポジティブですよね^^
まだまだある素敵なメッセージ
紹介したいメッセージがまだあるのですが、長くなりそうなので、今回はここまでにします。
また続きを書く予定です。
最後に本の紹介。
私はこの本を去年の6月にキンドルで購入しましたが、今はkindle unlimited対象となっています!
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