先日、イェール大学の助教成田悠輔さんの「集団自決」発言がThe New York Timesで取り上げられていました。
Yusuke Narita says he is mainly addressing a growing effort …
成田氏の発言に関しては、私は彼がその発言をした番組を見たことがなく、彼がどんなコンテクストでその発言をしたのか、ただ単にメタファーとしてその言葉を用いただけなのがよくわからないためコメントは控えます。
今回のブログでは、上の記事内で堀江貴文さんを紹介するときに用いられた” Trash talk”という表現について書きたいと思います。
Trash talkってどんな意味?
NYTの記事では、ホリエモンのことを A trash-talking entrepreneurと表現していました。
entrepreneur=起業家です。
そして、この日本語訳を「ゴミ屋敷の起業家」としている文をいくつか見つけました。
どうやら、DeepLで翻訳すると、そうなるようです。
意味不明の訳ですよね^^;
DeepLの限界を感じます。
trash talkとは、挑発的な発言というような意味合いをもっています。
よくスポーツの場面で用いられます。
weblioでは、次のように説明してありました。
トラッシュ・トーク(英: Trash-talk)とは、スポーツの試合前の記者会見や試合中に汚い言葉や挑発で相手選手の心理面を揺さぶる、また相手の気を逸らすような会話で混乱させ、調子を乱させる作戦のことを指す。
確かに、ホリエモン は挑発的な発言をよくしますよね。
スラムダンクでみるtrash talk
スラムダンクでも、トラッシュトークがよくみられます。
特に、ガラの悪いトヨタマ(豊玉高校)との試合では、煽りがひどいですね。
まず、試合前に、トヨタマの板倉がリョータにわざとぶつかり、バスケ選手として身長の低いリョータに
「見えんかったわ」
と言います。
それに対して、リョータは
「おい、切符買っとけよ。」
「明日帰るんだろ?」(明日の試合で負けるということ)
と言い返します。
その後、試合直前、試合中も板倉は煽り発言を続けます。
「ん?お前スタメンなん?ウソォ?」
「おうおう チビの相手もラクやないで!!ひざつかんと顔が見えへんやんケェ!!」
「いつもの?どないした。早く実力出してくれや」
「おっ、そろそろいつものプレーか?」
そして、その挑発にのって自分のペースを崩すリョータを、安西先生は
相手の安い挑発にのって一人相撲のPG(ポイントガード)
と、煽るのでした^^;
ホリエモン の話から、スラムダンクへ飛んでしまいましたが、今回のブログではtrash talkの意味についてでした。
trashという言葉から「ゴミ」を連想しますが、ゴミの話ではありません。
調べてみたところ、trash talkには、「意味のない話」「嘘の話」という意味もあるようです。