先週、某バラエティ番組に元プロ野球選手の新庄剛志さんが出演していました。
その番組を見ていた夫が
「長男と新庄は似ている!」
と言い出しました。
私はその番組を見ていなかったので、夫にどういうところが似ていると感じるのかを聞いたところ、確かに2人にはいくつか共通点があります。
その共通点は「エニアグラム」のタイプ7の特徴でもありました。
今回の記事では、性格診断法であるエニアグラムについて、そして新庄剛志さんの性格に当てはまるタイプ7について書きます。
エニアグラムとは?
エニアグラムとは、個人の性格を9つのタイプに分類する性格診断法です。
日本エニアグラム学会によると、9つのタイプはそれぞれ下のような特徴を持っています。
エニアグラム 9つのタイプ
タイプ1 改革する人
タイプ2 人を助ける人
タイプ3 達成する人
タイプ4 個性的な人
タイプ5 調べる人
タイプ6 忠実な人
タイプ7 熱中する人
タイプ8 挑戦する人
タイプ9 平和をもたらす人
我が家の長男は典型的なタイプ7です。
新庄剛志さんのテレビでの発言を聞く限り、彼もタイプ7ですね。
同じタイプ7なので、夫は「2人は似ている」と感じたのでしょう。
エニアグラムタイプ7の特徴
エニアグラムタイプ7の特徴は以下の通り。
- 好奇心旺盛でとにかく楽しい事が好き。
- 頭の回転が早い。
- おしゃべり。
- 楽天的で自分が大好き。
- 事前に計画を立てて動くことが嫌い。
- コツコツが苦手。
- 束縛されるのが大嫌い。
芸能人では、新庄剛志さんの他に、明石家さんまさん、黒柳徹子さん、長嶋茂雄さんなどがタイプ7だと言われています。
タイプ7には、自己肯定感が高い人が多いです。
明るく、悩みがないタイプに見えますが、よくない事が起こることを極端に恐れている面もあります。
番組では、プロ野球選手復帰を目指している新庄さんに対し、女性のタレントさんが、「トライアウトにもし(受からなかったら・・・」と聞こうとしたところ、
あーその質問嫌い。
「もし」はない。受かる!
違う事考えてたら受からない。
「受かる」(って信じるんだ)
とおっしゃっていました。
これ、超ポジティブ発言に聞こえますが、「ネガティブなことを考えたくない」というタイプ7の特徴でもあります。
タイプ7は、ネガティブな事を想像したくないゆえに、ネガティブなイメージを与えようとする人(自分の可能性を否定しようとする人)を避ける傾向があるんですね。
我が家の長男も、ワクワクしながら、楽しいことを想像し、未来のなりたい姿をイメージするのが得意なのですが、私や夫が少しでもその可能性に対して、「でも・・・。もし・・・。」などの発言をしようとすると、嫌がって聞くのを拒絶します。
(拒絶の仕方が新庄さんと似ていました。)
こういう傾向があるので、マイナスな事をイメージさせる発言はさけ、明るく前向きに夢に向かって行動できるような言葉がけをするようにしています。
最後に
自分の遺伝子を引き継いでいるとはいえ、、子供は親とは別の人格を持った他人。
私自身がそうだったのですが、自分ならこう行動する、こう考えるという前提で子供に接すると、うまくいかない場合があります。
そういう理由で、私は子供たちがまだ小さい頃にエニアグラムについて勉強しました。
エニアグラムの知識は、自分とは違う性質・思考を持った子供たちを理解するのにとても役立ちました。
最後にエニアグラムの本を紹介します。
エニアグラムの本はその多くが大人向けです。
エニアグラムを子育てに活用したい場合は、子ども向けのエニアグラムの本をおすすめします。