リスボンで美味しいエッグタルトを!「パスティス・デ・ベレン」

  • 2019年9月9日
  • 2020年9月4日
エッグタルトとジェロニモス修道院

ポルトガルのお菓子といえば、私はカステラや金平糖を真っ先に思い浮かべますが、ポルトガルのスイーツといえば「エッグタルト」と言われるぐらい、ポルトガルではエッグタルトが定番のお菓子だそうです。

確かに、リスボンで泊まったホテルの朝食ビッフェでも、毎朝デザートコーナーにエッグタルトが置いてありました。

エッグタルトは、リスボンのベレン地区にあるジェロニモス修道院で、修道女たちによって初めて作られたとのこと。

その味を今でも引き継いでいるのが、ベレン地区にある「パスティス・デ・ベレン」です。

この記事では、「パスティス・デ・ベレン」のエッグタルトについて、そしてその周辺の観光スポットについてレポートします。

 

「パスティス・デ・ベレン」とその周辺の観光スポット巡り

 

「パスティス・デ・ベレン」のエッグタルト

「パスティス・デ・ベレン」はリスボンの西に位置するベレン地区にあります。

リスボンの中心部のホテルに滞在していた私たちは、行きはUberで、帰りは電車で移動しました。

人気店なので、店の前には行列ができていました。

でもお目当のエッグタルトをささっと買うお客さんがほとんどのため、流れが早く、15分程度で私たちの順番になりました。

お値段は、1個1.15ユーロ。

6個入りだと6.9ユーロ、50個入りは57.50ユーロです。

6個入りや50個入りでまとめて買うと安くなるのかと思いましたが、値段を見るとそういうわけではないようですね。

リスボンのエッグタルト

 

エッグタルトの他にも何種類かお菓子が売ってありましたが、私たちはエッグタルトのみを6個購入しました。

 

店内にイートインコーナーもありましたが、私たちは近くの公園で食べることに。

サクサクのパイ生地と、とろーりとしたカスタードクリームの組み合わせが絶妙のエッグタルト。

甘さは思ったよりも控えめだったので、ペロリと1個食べられました。

わざわざUberで来た甲斐がある美味しさでした。

 

Pasteis de belem

住所:R. de Belém 84-92, 1300-085 Lisboa

ジェロニモス修道院

「パスティス・デ・ベレン」と、ペアで行くべきところが、世界遺産に登録されているジェロニモス修道院です。

なんて言ったって、「パスティス・デ・ベレン」のエッグタルトは、もともとジェロニモス修道院で作られていたものですので!

場所は、「パスティス・デ・ベレン」のすぐ近くにあります。

 

ジェロニモス修道院

 

ジェロニモス修道院への入場チケットを買うために、炎天下の中30分ほど並びました。

こちらは、「パスティス・デ・ベレン」とは違い、流れが遅く、なかなか列が進みません。

みんななんでこんなにチケットを買うのに時間がかかるのだろう?と不思議に思っていましたが、自分たちがチケットを買う番になって、チケットの自動販売機の使い方が非常にわかりづらい事が判明しました。

何度か失敗して、ようやく購入でき、ジェロニモス修道院へ入場する事ができました。

 

この日は日差しが強く、気温の高い日でしたが、中はひんやりとして涼しかったです。

しばらくこの回廊の端にあるベンチで休み、暑さによる疲れを癒しました。

ジェロニモス修道院

 

中庭。

ジェロニモス修道院

 

昔食堂だったところ。

ジェロニモス修道院

 

現在は経済的停滞に苦しんでいるポルトガルですが、こういう建物を見ると、大航海時代の繁栄が伺えます。

 

発見のモニュメント

ジェロニモス修道院から徒歩10分ほどの海辺にある「発見のモニュメント」にも行きました。

このモニュメントには、大航海時代に活躍した偉人たちの像が並んでいます。

発見のモニュメント

 

国のさらなる発展のため、危険な航海の旅に出た先人の勇気、チャレンジ精神は素晴らしいなぁと思いました。

それと同時に、その旅が植民地支配の始まりになったという事実を考えて複雑な気持ちにもなりました。

 

最後に

「パスティス・デ・ベレン」のエッグタルトは、評判通り美味しくて、また食べたくなる味でした。

「パスティス・デ・ベレン」があるベレン地区は、リスボンから少し離れた場所にありますが、近くにジェロニモス修道院や発見のモニュメントなどのがあり、観光も楽しめます。

この日食べたエッグタルトの味が忘れられず、時々無性にエッグタルトが食べたくなります。

そういう時は、お取り寄せしてエッグタルトを頂こうと思います。