好きなことだけやらせてきた結果・・・教育の理想と現実

まだ子供たちが小さい頃、私は、子供たちに対して、「遊びを通して学んでほしい。」という思いがありました。

机に向かって、ワークブックなどを通して学ぶのではなく、実体験を通して学んでほしいと思っていたのです。

小学生になってもこの思いは基本的に変わらず、でも少しバージョンアップして、好きなこと、興味のあるものを主体的に学んでほしいと思うようになりました。

 

そういう思いを持って育てた子供たちは現在高1と中1。

2人とも中高一貫校に通っています。

中1の次男は、高校受験がないので、勉強面に関しては、しばらくのんびり過ごせますが、長男は4月から高2ということで、そろそろ大学受験を考えないといけません。

今回のブログでは、「好きな事を通して学ぶ」という教育方針のもと育った長男の学び方を紹介しながら、教育の理想と現実について書きたいと思います。

 

独学が得意になった

長男は自称、「独学が得意」です。

彼は小学生の頃から、歴史系のオンラインゲームを通して歴史を学んだりと確かに独学が得意だと思います。

 

関連記事(中学生の頃の様子):

 

高校になると、それまではネットで調べるだけだった独学スタイルが変わり、 「本を読む →  エッセイを書く」という勉強の仕方になりました。

長男は今は特に政治、哲学あたりに興味があるようです。

興味のある本をよくアマゾンでオーダーしています。

月々の本代が結構かかりますが、塾や習い事系は全くやっていないので本ぐらいは良いかと思っています。

先週は下の3冊を購入しました。

友達が持っているのを読ませてもらったら、必要な知識がわかりやすく簡単にまとめられており、役に立ちそうだと思ったようです。

 

このシリーズは、日本語訳もあり、私と夫は日本語バージョンを読むことをすすめられました。

 

本を読んで学んだ事と現実社会の問題点をリンクさせた内容で、時々エッセイを書いています。

友達に見せたり、先生に見せたりしているようです。

自己肯定感の高い長男によると、「僕は今、学びが深まり賢くなっている!」とのことです。

確かに、読書とエッセイライティングのおかげで教養が身についてきていると思います。

 

大学受験を考えると・・・

さて、独学で教養を身につけ、良い学びをしているなぁと感心する一方で、好きな事だけしかやらない学びだと大学受験で勝負できないという現実があります。

長男の場合、海外大学、または国内AO入試を受験する予定なので、SAT、AP、GPAの成績が大切です。

APはアメリカの大学を受験する場合は必須ではありませんが、イギリスの大学を受験する場合は必要です。

(日本の高校から直接イギリスの大学へ進学する場合はAPかSAT subjectで一定の成績をとることが求められます。)

 

今年はSATとAPを受験する予定なので、それらの勉強をそろそろ開始してほしいと私は思っています。

本人もSATやAPの重要さを理解しており、問題集を購入したものの、問題集をやっている様子はありません。

唯一、AP(World History)のエッセイ対策だけはやっているようです。

 

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好きなことだけやらせてきた結果・・・

小さい頃から、好きなことだけやらせてきた結果、好きではない事をコツコツと勉強することが苦手になりました。

特に「問題集をひたすら解く」というスタイルの勉強が苦手。

テスト(定期テストや、大学入学のための共通点テスト)で良い点数を取るためには、問題集を解くスタイルの勉強も必要なので悩ましいです。

 

そもそも長男の高校生活は部活(運動部)中心で、帰宅は8時過ぎと遅く、あまり家で勉強する時間はありません。

宿題をやるのが精一杯。

少し余裕がある時は、エッセイを書いています。

今のところ、彼にとって宿題以外の勉強 = エッセイとなっています。

宿題でもなく、コンテストに応募するわけでもなく、内容が過激すぎて校内の英字新聞にも載せてもらえないエッセイを書く長男を見て、夫は「まるで売れないフリーライターのようだ」と言います^^;

 

最後に

「育てたように子は育つ」とはよく言ったもので、子供達は私が求めたように、好きな事を突き詰めることができるようになりました。

目の前にある「受験」を考えると、好きな事だけやってるわけにはいかないという現実はありますが、今彼らがやっている学びは、長い目で見ると、これからの時代を生きていく上で必要な力に繋がると信じています。

なので、これからも続けてほしいと思っています。

ただ、それにプラスして、少しはテスト勉強もして欲しいなぁ・・・とも願う母です。

夫は、「子どもたちの人生なんだから・・・」と、そういう願いもあまりない様子。

私も課題の分離が必要なのかな〜??