アメリカの大学が求める生徒とは? 期待されない学生像 / 期待される学生像

我が家の子供達は2人ともアメリカの大学への進学を希望しています。

私自身はアメリカ大学への交換留学、オーストラリアの大学院受験の経験はありますが、アメリカの大学受験は未知の世界。

ということで、セミナーに参加したり、本を読んだり、ネット上の情報をチェックしたりしてアメリカ大学受験について学んでいます。

1つ前の記事では、「アイビーリーグの入り方」という本を紹介し、アメリカの大学を目指すためには何歳から準備を始めた方がよいかについて書きました。

ぼんじょるね

我が家の長男は現在高校2年生で、海外大学進学を目指しています。 アメリカの大学が第一志望のようです。 […]…

 

今回の記事ではアメリカの大学が求める生徒像について書きます。

前回同様、「アイビーリーグの入り方」を参考にしました。

 

アメリカ大学の入試システム

求められる生徒像を述べる前に、まずはアメリカの大学の入試システムについて書きます。

日本の大学では、総合型選抜(旧AO入試)や推薦型選抜は別として、一般の入試ではテストの成績によって合否が決まります

合格の基準がわかりやすく、対策がしやすいシステムとなっています。

 

一方、アメリカの大学では、学校の成績、共通テスト(SAT、ACTなど)のスコア、課外活動、エッセイ、推薦状など多角的に受験生を評価し、合否を出します

大学によって何に重きを置くかが変わってきますし、各大学の合格基準ははっきり公表されていないので、どうすれば合格するのかが非常にわかりにくいシステムです。

「アイビーリーグの入り方」では、著者である冷泉彰彦さんが、個人的視点から、アメリカの大学で期待されない学生像、期待される学生像について述べています。

 

 

期待されない学生像

著者によると、期待されない学生像は「入学そのものが目的化している学生」とのことです。

日本の大学の場合、大学入学のため、テストで合格点を取れるよう勉強に励む高校生が多いのではないかと多います。

多くの場合、受験対策=テストで良い点をとるための対策となっています。(総合型選抜や推薦型選抜を除く)

しかし、アメリカの大学はこうした発想法を非常に嫌うようです。

その大きな理由は「入学することが目的となっている学生」は、入学後に伸びない可能性、さらに言えば「燃え尽き症候群」に陥る可能性があるからです。

 

具体的に次のような行動がNGということです。

1 SATなどのテスト対策に大きな労力を投じた形跡がある

2 大学受験そのものに意識を向けたエッセイを書くこと

⇨ 「大学出願へのプレッシャーをどう乗り越えたか」とか「受験勉強の中で何をつかんだ」などの話題をメインに書くこと

3 やっている活動が支離滅裂

⇨ 病院や図書館、役場や教会などでボランティアを手あたり次第にやってみたり、課外活動もいろんなものに手を出してはいるが、個々の成果は平凡

 

よく「アフリカでボランティア」などの体験ツアーがありますが、このようなお金で経験を買うことは、ボランティ活動という意味で全く評価されないばかりか、「入学自体が目的になっている」パターンだとして不合格の理由になりかねない最も危険な行為と言えるそうです。

 

 

期待される学生像

ではアメリカの大学ではどのような人材が求められるのでしょうか?

「アイビーリーグの入り方」には6つの求められる人材が紹介されていますが、今回の記事ではそのうちの1つである、「自己管理能力、マルチタスク管理能力に秀でた人材」について書きます。

 

アメリカの大学では、「同時並行的に多くのプロジェクトを進行させ、それぞれについて期日までに成果を出す」という能力が重視されるようです。

というのは、そういう能力は将来のビジネスや研究で役立つスキルと直結するからです。

 

授業で好成績を維持しつつ、SATなどの共通テストの準備をし、さらに部活動やその他の活動を積極的にやり成果を出すのは大変ですよね。

我が家の長男を見ていても、毎週のように何らかの提出物があったり、大会があったりで忙しそうです。

長男はあまり自己管理能力が高くないので、見ていてハラハラします・・・。

 

 

最後に

アメリカの大学受験は、日本の大学受験に比べて、勉強量は断然少なく済むので楽勝なイメージがありましたが、様々な活動を同時にこなしながらそれぞれの成果を出すのはなかなか大変だと思います。

以前、ある留学コンサルタントの無料相談を受けたところ、「高校生が1人でアメリカの大学受験に必要な活動やテストなどを計画的にこなしていくのは難しい事です。我々は一人一人の生徒さんに寄り添い、スケジュールを一緒にたて、アドバイスをしながら一緒に受験準備をしていきます。」とおっしゃっていました。

こんなサポートがあったら良いなと思うサービスでした。

もう親のアドバイスを聞く年齢ではないので、誰か他に受験サポートしてくれる人がいると良いですよね。

(お値段が結構するので我が家は申し込みませんでしたが。)