【英語エッセイ】評価されるエッセイを書くために必要なこと

先日、長男が突然、ある英語エッセイコンテストに応募すると言い出しました。

(長男は幼少期をアメリカで過ごしたバイリンガル。現在は、帰国子女入試を経て、私立中高一貫校に通っています)

締め切りギリギリのコンテスト。

その次の日には提出をしないといけません。

慌てて、エッセイに取り組み始めた長男から、エッセイの内容について相談されました。

今回の記事では、評価されるエッセイを書くために必要なことについて書きます。

 

評価されるエッセイとは? 英語エッセイと日本語エッセイの違い

 

長男
思い出に残る食べ物についてのエッセイなんだよね。
何か案はない?
食べ物と、それを食べた日に経験したことを繋げて、自分のストーリーを語ったら?

 

もう1年以上前の話ですが、バラエティ番組で、「全米最優秀女子高校生コンクルール」で優勝した娘さんを持つ、ボーク重子さんの特集をしていました。
その番組では、ボーク重子さんの日常に密着しており、重子さん、娘さん、旦那さんの3人で食事中、あるテーマについてそれぞれが、1分間スピーチをしている場面がありました。
その時のテーマがまさに「思い出に残る食べ物」でした。
最優秀女子高生に選ばれた、優秀な娘さんのスピーチは、「思い出に残る食べ物=バレエのオーディションを思い出す食べ物」という始まり方でした。
食べ物と自分のストーリー(バレエのオーディション)を繋げて語るスピーチ構成です。

 


 

この番組の話を例にして、前述のようなアドバイスをしたのですが、長男から次のように言われました。
 

長男
アメリカでは評価されそうな構成だけど、僕が今回応募するのは、日本人向けの英語エッセイコンテストなんだ。審査員も日本人だと思う。

 

帰国子女の長男は、日本式よりも英語式のエッセイの方が書き慣れています。
そんな長男は、最近国語の先生から、「日本語でエッセイを書くときは、自己主張をしすぎないように。英語のエッセイと同じように書くと自慢しているように受け取られることもある」というアドバイスをもらったそうです。

 

今回のコンテストは、英語エッセイとはいえ、日本人が評価するエッセイなので、英語エッセイの型を守りつつも、あまり自分をアピールしすぎない、日本人受けする内容で書いた方が良いと思ったようです。
ということで、長男は国語の先生のアドバイスを参考にし、食べ物・それを食べた日の出来事・それまで自分を支えてくれた人への感謝の気持ちを繋げて書くことにしました。

 
 
誰が評価するか」によって良いエッセイの定義は変わります。

なので、評価されるエッセイを書くためには、自分が書きたいように書くのではなく、相手が求めている書き方で書くことが大切になります。
まずは、相手が求めている書き方を知る(推測する)ことが必要です。

 

様々なスタイルのエッセイ 帰国子女受験エッセイの場合

英語エッセイ
私は、「帰国子女受験用エッセイ添削」の仕事をしているので、帰国子女受験の英語エッセイも例として出します。
帰国子女受験の「英語エッセイ」といっても、学校によって様々で、フィクションもあれば、自分の経験を語るタイプのもの、自分の意見を述べるタイプものもあります。
文章スタイルも、修辞技法を使った表現豊かな文章が好まれる場合もあれば、伝えたいことをわかりやすく論理的に伝える文章が好まれる場合もあります。
自分が受験する学校のがどういうタイプのエッセイを出題するのか、どういう基準で評価をするのか、どんな文章スタイルを好むのかを理解することで、その学校に「評価される」エッセイが書けるのではないかと思います。

 

最後に

まとめると、「良いエッセイ」の基準は、評価する人によって違うということ。
まずは、相手が何を求めているかを知ることが、良いエッセイに繋がります。
(十分なライティング力を持っているという前提で書いています。)

 

ささっとコンテスト用のエッセイを書き終えた長男。
その後応募の仕方をチェックしていたところ、そのコンテストは、学校を通して応募する必要があることが判明。
次の日には郵送しないと応募期限に間に合わない時期だったので、これから学校を通すのは無理だということで、結局コンテストには応募しないことに。
無駄になってしまいましたが、「評価されるエッセイとは?」を考えるきっかけにもなったので、無駄ではなかった・・・
と思いたいです。